人に優しい情報技術、知能情報処理技術の研究開発を行う、株式会社とめ研究所（代表取締役：福留五郎）は、2009年1月28日、同社が運営する知能情報処理技術分野に特化したSNS『HuuHoo』（フーホー）をアップデートし、コミュニティ作成支援機能を含む新機能の追加、招待制から登録制へ移行を行います。『HuuHoo』は、これまで以上に柔軟なコミュニケーション手段をより多くの人に提供することで、人工知能やロボットのような未来技術に興味がある人々が、より簡単につながりあい、未来の暮らしや技術を産み出すコミュニティを目指します。
株式会社とめ研究所は、人に優しい情報技術、知能情報処理技術をコアコンピタンスとしたソフトウェアの研究開発を行って参りました。知能情報処理技術は、人の状況や気持ちに合わせて振る舞える次世代機器やシステムのコア技術です。とめ研究所は、知能サービス事業として、当該技術とWebサービスの融合を図っています。この度、当社の運営する知能情報SNS『HuuHoo』を機能強化するとともに、登録制への移行を行い、当該技術を用いた製品などに興味を持つ一般の人々と当該分野の専門家の双方が、これまで以上に簡単にコミュニケーションできる場を提供します。
今回提供するコミュニティ作成支援機能は、コミュニティの目的や書き込み内容に応じて、ユーザーが柔軟に情報の公開範囲を設定できるようにするものです。コミュニティの管理者は、作成したいコミュニティの目的や内容に応じて、コミュニティの紹介文面を『HuuHoo』の内外に公開することができます。この機能により、『HuuHoo』の外部にも広く公開して多くの反応を得ることや『HuuHoo』内の限られた会員にのみ情報を公開することができるようになります。
コミュニティの紹介文面だけでなく、コミュニティのスレッド（書き込み）についても公開範囲を設定できるようになっているため、紹介文が外部に公開されている場合でも、書き込み者が個別の内容に応じて『HuuHoo』内の公開にとどめることができます。
コミュニティ作成支援機能のリリースにあわせて、『HuuHoo』は、登録制へ移行いたします。これにより、コミュニティ作成支援機能を使って外部に公開されたコンテンツを閲覧した人々が、気軽に『HuuHoo』に加入できるようになります。
登録制への移行に合わせ、これまでの本名による会員登録の義務付けを解除し、知能情報処理の分野に興味を持つ多くの方々が気軽に参加し、コミュニケーションを楽しめるコミュニティの構築を目指します。
弊社では、今回の『HuuHoo』のバージョンアップを皮切りに、『HuuHoo』を知能情報処理技術を話題とするSNSから、知能情報処理技術を体験できるSNSへと進化させていきます。今後、より高度な知能情報処理技術を搭載することにより、ユーザーがより楽しく、より簡単にコミュニケーションできるサービスを提供します。これまでとめ研究所が展開して参りました、知能情報処理技術関連の受託開発事業、ソフトウェア研究開発技術者派遣事業、学生向け懸賞論文募集などの取り組みとも連携し、知能情報処理技術を応用したWebサービス事業（知能サービス事業）分野を開拓していきます。
2006年12月にサービスを開始した『HuuHoo』は、日本で初めて（当社調べ）の知能情報処理分野を専門とするソーシャル・ネットワーキングサービス（SNS）です。とめ研究所は、『HuuHoo』により、これまで多くのアイデアに触れる手段がなかった当該技術の専門家と面白いアイデアを持った一般ユーザーが交流できる場を設け、ニーズ（アイデア）の実現に寄与することを目指しています。
株式会社とめ研究所（本社：京都市下京区、設立年月日：2003年4月7日、代表取締役：福留五郎）は、知能情報処理技術をコアコンピタンスとして、最先端技術分野のソフトウェア受託開発、ソフトウェア研究開発技術者派遣、今回バージョンアップのSNSサイトHuuHooの開発、運用、癒し関連商品の販売事業などを展開しています。2008年度3月期の売上高は2億9000万円です。2009年度3月期の売上高は4億2000万円を見込んでいます。
