人に優しい情報技術、知能情報処理技術の研究開発を行う、株式会社とめ研究所(代表取締役福留五郎)は、本日2006年12月20日より、日本初(当社調べ)の知能情報処理技術分野に特化したソーシャル・ネットワーキング・サービス(以下SNS)、『HuuHoo』(フーホー)をオープンいたします。
『HuuHoo』は、人工知能などの知能情報処理技術を利用した玩具やロボットなどの製品に興味を持つ一般ユーザーと研究者・技術者(専門家)などが自由に議論できる、独自のコミュニティを構築します。
『HuuHoo』は、人に優しい情報技術、知能情報処理技術に特化して、当該技術を利用した製品などのユーザーと専門家の新しいコミュニティの構築を目指すSNSです。SNSの登録および利用は無料で、人工知能などを応用した玩具やロボット(人の気持ちが解る機械)などの製品に興味を持つ一般ユーザーと専門家の双方が、具体的なアイデアなどについて自由に発言できる場を提供します。
同社は、『HuuHoo』のコミュニティでの議論によって明確となるユーザーのニーズやその実現方法と、同社が持つ知能情報処理技術とを融合させることにより、当該技術の実用化や普及に寄与します。今後、同社は、ユーザーと専門家の交流により独自のコンテンツを蓄積するとともに、アンケートなどの継続的実施、学会などでのPRなどにより、一般ユーザー、専門家双方への認知度の向上を計り、2年間で1万人の会員獲得を目指します。
『HuuHoo』での一般ユーザーと専門家の交流を通して、「人の気持ちが解る機械」についてのコンセンサスが取れることにより、真に賢い、人の気持ちに合わせてくれる機械の実用化を促し、『HuuHoo』の会員のみならず、「人の気持ちが解る機械」の恩恵を受ける人々の生活がよりよく、楽しいものになってほしいと考えています。
『HuuHoo』は、人に優しい情報技術、知能情報処理技術分野に特化した、日本で初めてのSNSです。『HuuHoo』は、知能情報処理に関する興味を持った会員が集まり、活発なコミュニティが形成されるように意図されています。たとえば、コミュニティのカテゴリやユーザーの登録情報には、知能情報処理に関連するものが盛り込まれています。プロフィール(自己紹介ページ)には、知能情報処理に関連した「興味のある分野」や「専門分野」などの項目が設けられており、会員間の有益なコミュニケーションを可能にします。(なお、プレオープン期間中は、知能情報処理に興味がある人であれば、一定の審査を経ることで、会員の招待が無くとも登録できます。)
■ ユーザーと専門家による新しいコミュニティを構築『HuuHoo』は、知能情報処理技術に関心のあるユーザーと専門家がともに参加できる新しいコミュニティを構築します。これまで多くのアイデアに触れる手段を持たなかった専門家と、面白いアイデアを持った一般ユーザーとが交流することで、ニーズ(アイデア)の実現方法を明確化することができます。とめ研究所では、その結果をベースとして、当該技術の実用化や普及に寄与することを目指しています。
■ アンケート機能など、一般ユーザーも技術者も楽しめるコンテンツ
『HuuHoo』には、会員間のコミュニケーションを促す、知能情報処理に関連する「アンケート機能」、また、書籍や製品などの「レビュー機能」が搭載されています。これらの機能により、知能情報処理に興味を持つ会員に有益な情報を提供するだけでなく、一般ユーザー、専門家の双方によるコミュニティでの議論の活性化を意図しています。
『HuuHoo』を運営する株式会社とめ研究所は、2003年4月7日の設立以来、知能情報処理技術をコアコンピタンスとしたソフトウェア受託開発や研究開発人材の派遣を行うのみならず、人工知能学会、情報処理学会、ヒューマンインタフェース学会などの会員やスポンサーとしても活動してきました。学会などにおける知名度や知能情報処理分野での研究開発実績などを背景に、質の高い専門家集団を擁するコミュニティの構築を目指しています。
株式会社とめ研究所(本社:京都市下京区、設立年月日:2003年4月7日、代表取締役:福留五郎)は、知能情報処理技術をコアコンピタンスとして、今回立ち上げの『HuuHoo』の運営、最先端技術分野のソフトウェア受託開発、ソフトウェア研究開発人材派遣などを展開しています。2006年度3月期の売上高は1億6000万円です。2007年度3月期の売り上げは2億2000万円を見込んでいます。