本講演会は終了しました


2024年9月10日 
株式会社とめ研究所 

 第2回人工知能最先端技術講演会

 第2回人工知能最先端技術講演会を開催します。
 人工知能、先端技術に興味がある学生、社会人などに知的刺激を提供し、知的好奇心を触発することで「人と機械の共生社会」について考えてもらう機会になれば幸いです。

開催概要


・講演会名称
第2回人工知能最先端技術講演会
~人工知能技術の現状と動向について~
・開催日時
2024年11月9日(土)14:00~16:00(13:30開場)
・開催会場
京都リサーチパークバズホール
・プログラム
13:30 開場
14:00 開会のご挨拶
14:10~
15:10
 
講演(1)「大規模言語モデルの技術的背景と将来展望 -なぜ人間のように話せるか?今後は?」
ChatGPTをはじめとする、大規模言語モデル(LLM)に基づく生成AIの「賢さ」が社会に大きなインパクトを与えはじめています。自然言語処理の研究者の立場からChatGPTなどが生み出された技術的背景を説明し、LLMに関する懸念事項、LLMの将来展望などについて論じます。また、日本語に強い大規模言語モデルの研究開発を行う組織横断プロジェクトLLM-jp、さらに2024年4月にNIIに設立したLLM研究開発センターの活動を紹介します。
国立情報学研究所 所長
京都大学 特定教授
黒橋 禎夫 氏
(略歴)
1994年京都大学大学院工学研究科博士課程修了。博士(工学)。2006年4月より京都大学大学院情報学研究科教授。2023年4月より同特定教授および国立情報学研究所長を併任。自然言語処理、知識情報処理の研究に従事。言語処理学会10周年記念論文賞、同20周年記念論文賞、文部科学大臣表彰科学技術賞等を受賞。2024年4月より国立情報学研究所内に大規模言語モデル研究開発センター(LLM研究開発センター)を設置し、全国の研究者と透明性・信頼性の高い日本語版LLMの構築を目指し研究開発を進めている。
15:10~
15:40
 
講演(2)「機械学習技術の進化と研究開発事例の紹介」
機械学習の技術はディープラーニングの登場により人間の手間を極力減らした上で、機械が自律的に大量のデータからその特徴を学習できるようになったことから、ここ10年で大きく進化してきました。本講演では、このディープラーニング登場による機械学習技術の進化について概説し、機械学習+ディープラーニングでの研究開発事例を紹介します。
株式会社とめ研究所
第二開発部グループリーダー 課長 坂口 智彦
(略歴)
2004年九州大学大学院博士課程を修了後、2006年にとめ研究所に入社。理学博士のエンジニアとして、培った数学の知識を生かして活躍。現在は組織管理職として、人工知能技術を活用した数多くの研究開発を手掛ける。
15:40~
15:55
15:55 閉会のご挨拶
16:00 閉場