株式会社とめ研究所はお陰様で2023年4月7日に連続黒字経営で20周年記念を迎えます。これは偏にお客様のご愛顧、社員全員の努力によるものと感謝致します。当社は2003年4月7日の鉄腕アトムの誕生日に技術者の活躍の場をもっと創りたいと、1人で創業した技術者集団です。創業は京都高度技術研究所内の60㎡のオフィスで資本金500万円の有限会社で出発しました。
それから20年経ちました。兎に角前進あるのみで進化してきました。一番大きな出来事はやはり2008年のリーマンショックです。上期売上げが半分となり非常に厳しい年でしたが、社員全員の力とお客様の御支援で乗り越える事ができました。
その次がもう少しで終息する2020年からのコロナショックです。世界中が日本中が未知の体験であり試行錯誤となりました。その中でも研究開発のISMS担保の為にシンクライアント方式をいち早く採用し3ケ月の間に90台を確保し緊急在宅勤務に入りました。これら迅速に対応できたのは社員の理解、協力の賜物です。
又、近年では3回目の人工知能ブームで機械を賢くするニーズが急拡大しており当社経営ビジョンの”人と機械の共生でもっと生活を楽しく”へまっしぐらに突き進んでいます。
昨今では全産業でソフトウエアを含む機械を賢くする事が急激に進んでおり、当社のお客様は益々拡大しており全業種のお客様から引き合いを頂いています。社会からの期待が大きくなっており、担う責任も大きくなっています。特にディープラーニングは過去実データーの学習をする事により、複雑怪奇な大量の論理計算を行う事無く現実解を素早く出してくれます。この事によって、新しい分野はもとより古い従来のアルゴリズムも殆どが置き換っていくと考えております。
現在、オフィスは、本社ラボ、京阪奈ラボ、東京ラボ、横浜ラボ、名古屋ラボ、筑波ラボの6ケ所にあります。エンジニアは博士号保有者を多くかかえ総社員数170名を超えております。又、社会貢献額は17億円近くになり一つの区切りの20億円に届こうとしています。又、当社のお客様は超有名な会社様が多くなっています。それだけ当社のブランドが信頼されているといえます。
一方、技術が引き起こす昨今の社会変化は大きく激しく未知の社会に向かっています。第四次産業革命とも呼ばれています。このような変革の要にいる事を喜び、全員が持ち味を活かし、当社経営理念の”面白い事をやって社会や生活を変える”を社会全体で楽しみたいと思います。
とめ研究所は社会、お客様、社員の為に生物の様に常に進化してまいりますので、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
代表取締役
福留 五郎